バンコク妊娠・出産

サミティベート病院 出産入院説明会に参加【バンコク出産】

こんにちは。ナツコです。

先日サミティベート病院が主催している『出産入院説明会』に参加しました。

サミティベート病院の設備や制度について知れるのはもちろん、出産・新生児育児の一般的なことも教えてくれるのでとても勉強になる内容でした。

サミティベート病院で出産予定の方はもちろん、バンコクで出産予定の方で産院を検討中の方にもおすすすめできます。

今回は、サミティベート病院の出産入院説明会の内容についてお伝えします。

 

サミティベート病院 出産入院説明会概要

タイ・バンコクのサミティベート病院では、日本人向けに全て日本語で『出産入院説明会』を開催しています。

開催スケジュールや詳細はサミティベート病院のホームページに掲載されており、2019年は年8回開催されたようです。

 

申込み方法

サミティベート病院のホームページから参加申込みができます。

妊婦さんだけでなくご主人やお子様も一緒に参加することができ、申込み時に参加人数を記載するようになっています。

サミティベート病院HP:https://www.samitivejhospitals.com/jp/

ホームページから申込みをすると、登録したメールアドレスに病院の担当者から日本語で連絡が届きます。

申込みは早い方が良いと思いますが、日限は設けられていません。私は前日に申込み参加することができました。

 

説明会会場

説明会はサミティベート病院第2ビル(産婦人科のあるビル)6階のイベントスペースで開催されます。

エレベーターで6階まで上がると受付が見えるのですぐに分かります。

広いホールに長テーブルと椅子が並べられており、テーブルには資料やお水が準備されていました。

 

参加費用

参加費は無料です。

事前に申込みだけ忘れずにして、当日は手ぶらで行っても大丈夫です。

 

サミティベート病院 出産入院説明会内容

説明会の内容です。

当日スケジュール

スケジュールは以下のようになっています。

09:15      受付開始
09:30-10:30  説明会・質疑応答
10:30-11:00  (希望者のみ)分娩室・新生児室・入院病棟の見学
11:00-11:15     休憩・軽食の提供
11:15-11:55     (希望者のみ)サミティヴェートでの分娩(自然分娩・無痛分娩・帝王切開の適応)
11:55-12:15     (希望者のみ)母乳育児の概要

3時間弱たっぷりの内容ですが、途中で軽食も提供してくれます。

 

説明会

まずサミティベート病院のサービスに関する説明がありました。

  • 産婦人科・日本語サービス・救急外来について
  • 新生児マススクリーニング
  • 出産パッケージ・出産費用の案内
  • 出生関連の証明・届出書類について
  • 分娩実績紹介
  • 出産に関わる国の還付金制度の説明
  • 予防接種パッケージについて
  • 小児科について

ざっとこんな内容です。サミティベート病院で出産予定の方は知っていた方が良いことばかりだと思います。

【出産パッケージと費用について】

出産パッケージについて、パッケージが適用されない場合やその場合の費用など詳細の説明があり分かりやすかったです。

例えば以下のような場合ハイリスク出産が想定されるためパッケージは適応されません。

妊娠36週未満の出産、双胎妊娠、妊娠高血圧症候群、胎盤早期剥離、前置胎盤、合併症がある場合など

その場合の出産費用の目安は、自然分娩で20〜25万バーツ、帝王切開で25〜30万バーツということでした。

【分娩実績について】

2019年1月〜10月までにサミティベート病院で出産した日本人の分娩実績の紹介がありました。

10ヶ月間ですでに150人もいるということで、本当にバンコクで出産する日本人は多いんだなと実感!

自然分娩 57.3%(うち37.3%は無痛分娩)
帝王切開 39.3%
吸引分娩 4.7%
帝王切開後経膣 0.7%

タイでは帝王切開をする人が多いと聞いていましたが、日本人に限っては半分以上が自然分娩のようです。

サミティベート病院では自然分娩を希望する日本人の意向を汲んでこのような実績になっているので、自然分娩を望む人には向いていると思います。

 

その他にも、日本式マススクリーニングや出生証明に関する書類の説明などはとてもためになりました。国の還付金制度など、産院に関係なく必要な知識も教えてくれます。

このあと、実際に入院病棟や分娩室などを見学。

入院病棟・分娩室の見学

【入院病棟】

写真撮りそびれましたが、綺麗な個室です。ここなら産後リラックスして過ごせそう。

【分娩室】

こちらが自然分娩をする人の分娩室。陣痛から分娩、出産後の回復まで同じ部屋なので移動する必要がないそうです。

アクティブバース室という分娩室では、リラックスできる環境で出産できるようにいろいろな工夫がされています。

楽器を持ち込んだりアロマを持ち込んだりもできるそうです。

水回りもキレイです。

 

休憩・軽食

ちょうど見学が終わり部屋に戻ると軽食を用意してくれていました。

サンドイッチとごはん系2種類から選べました。お腹も空いてきた頃なので嬉しいサービスだなと思いました。

 

分娩方法と母乳育児について

軽食をとりながら、分娩方法と母乳育児について病院の看護師さんからお話を聞きました。

どちらもサミティベート病院での出産に関わらず一般的な内容で、とても勉強になりました。母乳育児について詳しく書いてある冊子までもらえるので初産婦にはありがたい!

サミティベート病院には日本人看護師の方が診てくれる母乳外来もあるそうなので、母乳トラブルの際にも安心です。

 

まとめ

サミティベート病院の出産入院説明会、サミティベで出産予定の方はもちろん産院で迷っている方もぜひ参加してみてください。

私も妊婦検診を受けているのはサミティベート病院ではありませんが、転院する可能性もあるのでいろいろと知ることができ良かった。

スクンビット病院にはこのような説明会は無いので、必要な書類や手続きなどもサミティベート病院を参考にできそうです。

出産や新生児育児の一般的なことも教えてくれるので、初産婦さんには勉強になる内容も含まれていますよ。

それにしても、バンコクに暮らしていると海外とは思えない日本語サービスに驚くばかり!タイで出産する人が多いわけですね。