こんにちは。ナツコの旦那です。
今回新型コロナウイルスの影響により、ついにバンコクの僕の会社も在宅勤務となりました。
2020年4月現在、約3週間在宅で仕事をしていくなかで色々と新しい発見もありました。
同じような境遇の方も多いと思うので、今の記憶を残しておこうと思います。
在宅勤務を通じて感じた3つの変化
以下の通り、大きく3つの気づきがありました。
①憧れの在宅勤務は、結構大変
②一人で考える時間が多く、自分を深く振り返れた
③子どもがもたらしてくれるもの
順番に見ていきます。
憧れの在宅勤務は結構大変
まず『憧れの在宅勤務』は結構大変でした(ストレス値は平時より上がった気がする)。
スタートした時は、ぶっちゃけやる気の無い時はさぼれるし、好きな場所でやれるし、妻と子どもにもいつでも会えるし最高じゃん!と思っていたのですが、
始まって2日目で、頼むからすぐにオフィス勤務に戻ってくれ、、と思いました。
(これはかなり意外な心境の変化)
理由は色々あるけれど、シンプルにいうと「めんどくさい」からです。
仕事で多々ある大小さまざまな報告や相談ごと、普段それを結構気軽にやっていたな、と気づきました。
例えば昼メシに向かってるときや、デスクにサクッと行って、
「そういえば、実はあの件はこんな進捗になってて、、今整理中ですが、ご一報まで」
「この件、ここまでは明確なんですけど、、こっからが迷うんですよね、、」
なんていう風に軽めの”ジャブ報告””ジャブ相談”をちょこちょこ入れることができます。
それが仕事をかなり円滑に進めていることを実感。
在宅では全てこのような話が”電話”or”メール”となり、なんとゆうか、グレーゾーンがない。
全ての報告、相談がはっきりしてしまうのです。
それによっていちいち気を使うし、曖昧な進捗状況も丸裸になるイメージで、非常にやりにくい。
この『ジャブコミュニケーション』を使えないことが大きなストレスであり、僕の場合はオフィス勤務の方が楽なんだな、という新たな実感を得ました。
一人で考える時間が多く、自分を深く振り返れた
とはいえ、在宅勤務も悪いことばかりではありません。基本人に会わないので、否応なしに考える時間が増えます。
仕事の休憩中や運動なんかをしながら、今後の人生や仕事についてけっこう考えました。考える時間が多いので、普段考えてることよりも一層深く潜れた気がします。
中学時代と今の自分
過去のことも回想なんか始めて、この期間よく中学時代のことを思い出しました。
中学時代の僕は剣道に熱中していて遊びにも全力。自転車で往復4時間かけて海へ行って遊び、夕方から2時間剣道の稽古をする。
そんなスケジュールがざらで、めちゃくちゃエネルギッシュでした。
そんな事を思い出し、あの原動力はどこから、、と羨ましく思えました。
理由は多分、世界にめちゃくちゃ前向きで、好奇心を全身で表現していたからだと思います。
中学時代の僕は、自他ともに認める「超、目がキラキラしている」やつでした。
そこから色んな試練をかいくぐって、今念願の海外での仕事ができているのだけど、「全然、目がキラキラしていない」大人になっていることに気づいたのです。
いつのまにか一番なりたくなかった”エリート風の意識”に陥っていて、本来の目的である「人生を楽しむ」から少しずれているな、と自覚しました。
ストレスに耐えるのも、仕事頑張るのも、本読むのも、全部は「人生楽しみたい」からで、出生したいとか、エリートになりたいとかは、目的ではない。
人生楽しんでいる、目がキラキラしているおっさんに、なりたい。
自分と向き合う時間が増えたことで、大切なマインドセットを改めることができました。
子どもがもたらしてくれるもの
在宅期間中はよくもわるくも常に家族と一緒です。
僕の家族はすごく理解があり、絶妙な距離を保ってくれていて助かっています。
ただ生後3ヶ月の愛する我が息子にとっては、仕事中だろうがなんだろうが関係ない。結構苦労するのかな、なんて思っていました。
ただ在宅勤務が始まってみると完璧に逆。
ただただかわいい。ただただ癒し。最高。
資料を仕上げるたびにリビングにいって、笑顔を覗く。
この期間の子どもと過ごす時間が増えたことは、後になっても貴重な時間なのだろうと感じます。
すっかりイクメンに生まれ変わることができました。
赤ちゃんっていっつも目がキラキラしていて、人生を必死に生きている。見ていてとても楽しそうだし、こっちも幸せな気分なる。
多分、子どもと過ごす時間が多かったことが、二つ目の気づきにも繋がったんだと思ます。
妻、子ども、いつもありがとう。いいチームだ!
最後に
最後に在宅勤務を通して感じたことをまとめると、
①仕事的にはマイナス面が多い(めんどくさい)
②人生的にはプラス面が多い(色んな気づきを得ることができる)
僕の場合、こんな感じです。
コロナは色々な学びを僕にくれている気がしています。
十二分に気をつけながら、この機会を有効活用していきたいと思います。