バンコク妊娠・出産

バンコクで赤ちゃんのパスポート用写真を撮る

こんにちは。ナツコです。

2020年4月現在、世界中で猛威を振るうCovid19の影響でいつ会社から帰国命令が出てもおかしくない状況になりました。

バンコクで生まれた生後2ヶ月の赤ちゃんのパスポートを急いで取得する必要があり、パスポート申請用の写真を撮影しました。

今回活用したのは専用アプリを使ってスマホで撮影&印刷する方法です。この記事では、赤ちゃんのパスポート写真を、スマホの専用アプリを使って印刷する方法をご紹介します。

首が座らない赤ちゃんの証明写真はどうやって撮る?

バンコクで赤ちゃんの写真を撮る方法は以下3つになると思います。

  1. 写真屋さんで撮影する
  2. 出張サービスを利用して家でプロカメラマンに撮影してもらう
  3. 自分のスマホやカメラで撮影し印刷する

タイはコロナの影響でスーパーやコンビニ・病院以外の店舗が営業停止しているため、③の方法で写真を撮影するしかありません。

インターネットで調べたところ、専用アプリを使えばスマホで撮影した写真でもパスポート申請用に印刷できることが分かりました。

ちなみに、この状況下でも営業している写真屋さんや赤ちゃんの証明写真のを撮り方を大使館に問い合わせてみましたが、自分で探してくださいとの回答。探す作業の方が大変なのでプロに撮ってもらうのは諦めました。

赤ちゃんのパスポート申請用写真の規格

パスポート申請用写真の規格は、以下の通りです。特に重要なものは赤字にしてあります。

  • 申請者本人のみを撮影したもの
  • 6カ月以内に撮影したもの
  • 正面、無帽、無背景
  • 縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
  • カラーでも白黒でも可
  • 鮮明であること(焦点が合っていること)
  • 明るさやコントラストが適切であること
  • 影のないもの
  • 顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
  • 背景と人物の境目がはっきりしていること
  • 眼鏡のレンズに光が反射していないこと
  • 平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
  • 前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
  • ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
  • 変色していないもの、傷や汚れのないもの
  • デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
  • デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること

外務省公式HPより抜粋

また乳幼児を撮影する場合については、以下の通りの見解です。

A.乳幼児の撮影の際、椅子に座れないなど一人での写真撮影が難しい場合、無地で淡い色のシーツなどに寝かせて、上方から撮影してもかまいません。

外務省公式HPより抜粋

上記の規格の通り、写真撮影の方法に関するルールはありません。私は息子を白いシーツの上に寝かせてスマホで撮影。この写真で問題なくパスポートを作る事ができました。

赤ちゃんのパスポート申請用写真を撮影する時の注意点

パスポート申請用写真は、スマホで撮影したものでも申請することは可能です。ただし当たり前ですが、外務省が提示している規格を満たしている必要があります。

例えばママやパパが抱っこしていたり、背景があるものはパスポート申請用写真には使えません。また子供が正面を向いていなかったり、歯が必要以上に見えてしまっているものもNGです。普段撮っている子供の写真をそのまま使えるケースはほとんどないと思うので、注意が必要です。

また規格サイズ通りに自分で撮影することは難しいため、私は専用アプリを使って撮影しました。

『履歴書カメラ』でパスポート写真を簡単に安く作成

私が息子のパスポート申請用写真作成に使用したアプリは、『履歴書カメラ』です。

『履歴書カメラ』を使えば、規格サイズの写真をスマホで撮影して簡単に作成できます。このアプリを使って自宅のプリンターで印刷すれば無料。お店でプリントしてもたった8バーツ(30円程度)でパスポート申請用写真を印刷できます。

『履歴書カメラ』の使い方

①まず履歴書カメラを起動して「撮影する」を押します。

②頭の頂点とあごのラインを合わせて、カメラボタンを押して撮影します。(今回はおさるのぬいぐるみを撮影したいと思います。)

③写真の肌感やくま消しの補正をします。

④サイズ選択で「3.5×4.5cm」を選んで、「保存する」ボタンを押します。

以下のような写真がスマホのアルバムに保存されます。

⑤「証明写真を印刷」を選びます。

⑥「家で印刷する」または「コンビニで印刷する」を選びます。

⑦それぞれの印刷方法でプリントして、パスポート申請用写真の完成です。

家にプリンターが無い場合、バンコクでも写真印刷をできる場所があります。

バンコクで写真印刷できる場所

バンコクのコンビニでは写真の印刷はできません。インターネットで検索したところ、『ベリーモバイル』という携帯ショップで写真を印刷できることが分かりました。

プロンポン店に電話で確認したところ、コロナ影響下でも営業していることがわかり早速お店へ行くことに。

カウンターで必要事項を記入し、印刷したい写真の枚数を伝えます。枚数が少ない場合、お店のメールアドレスへ写真を送り印刷してもらいます。

※印刷枚数が多い場合はiPhoneの場合専用アプリのインストールが必要となるようです。

印刷所要時間:約10分(写真2枚の場合)

印刷価格(税別):一般8バーツ・会員5バーツ

ベリーモバイルで印刷できる写真はL版(127mm×89mm)ではなくKG版(152mm×102mm)です。L版よりも大きいため、印刷した写真が3.5×4.5サイズになりません。(履歴書カメラはL版印刷を想定した写真サイズになっています)

面倒ですが、自分で3.5×4.5に測って切る必要があります。また、履歴書カメラで撮影する際も頭とあごのラインより小さめに収めなければなりません。

幸い私は若干小さめに撮影していたのでギリギリ規定サイズに収まりました。以下記事によると、バンコクでもL版印刷できる写真屋さんもあるようです。

https://harapekobkk.com/archives/5117

写真の仕上がりはパスポートの申請に問題ないくらい普通に綺麗でした。

【店舗詳細】

【MAP】

バンコクで赤ちゃんのパスポート申請写真を撮る

赤ちゃんを連れて写真屋さんへ行くのが大変。非常事態で写真屋さんが営業していない。急いでパスポートを用意しなければいけない。

このような場合、『履歴書カメラ』を使ってスマホで写真を撮り、『ベリーモバイル』で写真を印刷する方法が早くて簡単にできるのでおすすめです。

私は『履歴書カメラ』と『ベイーモバイル』を活用したおかげで1日でパスポート申請用写真を用意できました。

これでいつ帰国命令が出ても大丈夫!無事パスポートを申請できて一安心です。