こんにちは。ナツコです。
ピピ島で一番大きな島、ピピドーン島には複数の宿泊エリアがあります。ピピ島は滞在するエリアによって雰囲気が異なるので、事前にエリア情報を知っておくと便利。
私たちが宿泊したホテルはピピ島のロングビーチにあります。美しい白砂ビーチが続く落ち着いたエリアで、ピピ島に滞在する方へぜひおすすめしたい場所です。
この記事では、ピピ島内のエリア解説と美しいロングビーチの魅力をお伝えします。
クラビからピピ島への行き方は以下記事で解説しているので参考にしてください。

ピピ島のホテルエリアについて
ピピ島内のエリアについて特徴をご紹介します。
トンサイエリア・ローダラムビーチ
ピピドーン島で一番ホテルが多いのは「トンサイエリア」とその北側に広がる「ローダラムビーチ」。ホテル予約サイトのAgodaに登録されている宿泊施設だけで120軒以上あります。
400〜500THBの格安〜2,000THB程の中級クラスのホテルまで幅広くあり、レストランやバー、旅行会社、お土産屋さんがひしめき合う中心エリアです。
トンサイ港はプーケットやクラビからのフェリー発着場であり、ここを拠点に島の他のビーチへ移動するロングテールボートも多く集まります。人やボートの往来も多いピピ島の繁華街です。
このエリアの海の綺麗さは他のエリアに劣りますが、他のビーチやアイランドホッピングツアーに出かけるには便利な場所です。

ソンクランの水かけ祭りでピピ島内にも水鉄砲を持った人がたくさんいました。

お土産屋さんもたくさんあります。
こんな方におすすめ
*ピピ島に格安で滞在したい方
*アクセスが便利な場所が良い方
*ショッピングやレストラン、ナイトライフを楽しみたい方
*にぎやかなエリアに滞在したい方
【トンサイエリア・ローダラムビーチ】
レームトーンビーチ・ローバカオビーチ(ピピ島東岸)
ピピ島東岸にある「レームトーンビーチ」や「ローバカオビーチ」にも数件ホテルがあります。ホテル予約サイトのAgodaに登録されている宿泊施設でそれぞれ6軒ずつ。
このエリアはアクセスが少し大変です。トンサイエリアからロングテールボートで約30分、片道1,000〜1,300THB(=約3,500円〜4,550円)かかります。ただしホテルによっては無料送迎をしているところもあるので事前に確認しましょう。
ホテルのグレードは1,000THB〜中級がメインです。レストランの数も限られているため、トンサイエリアより平均的に高い傾向にあります。
しかしこのエリアの一番の特徴はその秘境感からも伝わる海の綺麗さです。レームトーンビーチはアンダマン海屈指の美しさと言われてます。
こんな方におすすめ
*静かにゆっくりとリゾートステイを楽しみたい方
*アクセスが悪くても綺麗な海を満喫したい方
*ショッピングやレストランにこだわらない方
【レームトーンビーチ・ローバカオビーチ】
ピピ島・ロングビーチ

ロングビーチはピピ島の南東部にあるビーチです。ホテルはビーチ沿いに6軒ほどしかなく、のんびりとした雰囲気が特徴。
トンサイエリアからはロングテールボートで約5分、1人100THB(2人〜、1人の場合は200THB)で移動できます。ホテルによっては無料送迎が付いているので事前に確認しましょう。
トンサイエリアから山道を通り歩いて行くこともできるようですが、道が険しいという口コミを見たので私はボートで移動しました。
ロングビーチの魅力は、比較的アクセスが簡単にもかかわらず落ち着いて過ごせること。そして目の前に広がる海が抜群に美しいことです。
こんな方におすすめ
*静かにのんびりとリゾートステイを楽しみたい方
*トンサイエリアでのショッピングも同時に楽しみたい方
*美しい白砂ビーチを目の前にのぞむホテルに宿泊したい方
【ロングビーチ】
ピピ島に滞在するならロングビーチがおすすめ!
それぞれのエリアについてご紹介しましたが、私は断然ロングビーチのホテルをおすすめします。
ピピ島に来たらやっぱり美しい白砂ビーチを満喫したい!でも繁華街でショッピングも楽しみたい!ロングビーチに滞在すれば、そんな欲張りを実現できてしまうのです。
ロングビーチの海は透明度抜群!

ロングビーチには、トンサイエリアとは比べられないほど透明度の高い美しい海が広がっています。写真そのままの綺麗な海と白砂のビーチ!
ビーチでのんびりするも良し、目の前の海でシュノーケリングを楽しむのも良し、人も少なくゆったりとした時間の流れる最高のロケーション。

ホテルに宿泊しないとビーチチェア代がかかりますが、ホテル宿泊者はタダで使えるのもロングビーチに滞在するメリット。
昼前になるとプーケットからの観光客が訪れますが、基本は宿泊客以外あまり人が来ないので静かです。特に早朝の海は透明度が高く、熱帯魚がたくさん見られます。
ロングビーチでおすすめのホテル
私たちが宿泊したのは「Phi Phi Long Beach Resort & Villa」です。しかしこのホテルは正直おすすめできません。
ロングビーチが目の前というロケーションは最高なのですが、中級ホテル並みの宿泊料金にしては室内の水まわり設備が残念です。
早朝に出発するツアーに参加するため開始時間ちょうどに朝食会場に向かうと、何も準備されておらずスタッフが掃除していたことも評価ダウンのポイント。
スタッフのサービスは可もなく不可もなくという印象。

一方グレードは少し上がりますが、上写真の「Phi Phi The Beach Resort」はとても素敵な雰囲気のホテルでした。
このホテルのレストランを利用しましたが、スタッフの対応が素晴らしかったのでホテルのサービスも期待できます。
Phi Phi The Beach Resortの価格をチェック
ロングビーチの端にあるバンガロー「Paradise Pearl Bungalows」もおすすめ。ビーチをのぞむホテルのレストランがオシャレで、予約サイトの口コミもGoodです。
Paradise Pearl Bungalowsの価格をチェック
またピピ島を訪れる機会があれば、このどちらかのホテルに宿泊したいと思います。
ロングビーチのおすすめレストラン
選択肢は限られますが、ロングビーチにも美味しいレストランがあるのでご紹介します。
ロングビーチにはレストランのみで営業しているお店はほとんど有りません。ホテル併設のレストランが大半で、宿泊客でなくとも使うことができます。
私が宿泊したホテルにレストランは無くバーのみだったため、他のホテルのレストランで食事をしました。
おすすめ1:Phi Phi The Beach Resort
このホテルのレストランは雰囲気がとても良く、注文した料理は全て美味しかったのでおすすめです。

特にこのトマトスープがとても美味しかった!!洋食からタイ料理までメニューの種類も豊富です。

夜は地元の方のダンスやファイヤーパフォーマンスがあり盛り上がります。料金は若干高めの印象ですが、ピピ島の物価で考えれば妥当な価格です。
おすすめ2:Paradise Pearl Bungalows
ビーチの目の前にあるテラス席がとても気持ちよく、料理はリーズナブルでとても美味しかったです。


メニューはタイ料理がメインです。

テラス席の目の前に広がるロングビーチ。カジュアルな雰囲気で居心地が良いレストランです。
参考まで
逆に残念だったレストランは「Paradise Resort Phi Phi」のレストラン。ビーチをのぞむテラス席の雰囲気は素敵なのですが、料理の味はいまいちでした。
どのホテルも名前が似ているので間違えないように気をつけてくださいね。
まとめ

ピピ島にはプーケットやクラビからの日帰りツアーで訪れることができますが、ゆっくりと美しいビーチを満喫するには島に宿泊するのがベターです。
ピピ島内もエリアによってかなり雰囲気が異なるので、あなたの好みに応じて宿泊エリアを選んでくださいね。
個人的はゆったりのんびり美しいビーチを楽しみつつ、繁華街にもほど近いロングビーチの滞在が絶対におすすめ!!
ホテルの目の前に広がる透明度抜群の海は、何度見てもため息が出る美しさです。
この記事が、これからピピ島旅行を考えているあなたの参考になれば幸いです。
**タイ旅行にはこれが便利**