タイ旅行

クラビからピピ島へ格安で行く方法・フェリーでのアクセスを徹底解説

こんにちは。ナツコです。

タイ、アンダマン海に浮かぶ秘島「ピピ島」へ行ってきました。レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」のロケ地として有名になった場所です。

ピピ島には空港がないためフェリーで行く必要があります。バンコクから国内線でプーケットかクラビへ飛び、そこから約2時間のフェリー移動です。

この記事では、クラビからピピ島へ格安で行く方法をご紹介します。

 

フェリーチケットの予約方法と時刻表

クラビからピピ島へのフェリーは「旅行代理店でチケットを購入する」方法が一番安く購入できます。

普通に考えると旅行代理店を通すことで手数料が上乗せされ高くなりそうですが、ピピ島へのフェリーに関しては逆。船着き場よりも旅行代理店で購入する方がチケットが安いのです。

 

クラビさくらツアーで予約

私はクラビに拠点を置く日系の旅行会社「クラビさくらツアー」さんに手配をお願いしました。以下ホームページの問い合せページから連絡します。

クラビさくらツアーHP:https://krabisakuratour.com/

私たちは「クラビ空港からフェリーポートまでの送迎」と「クラビ・ピピ島間の往復フェリーチケット」を手配しました。

問い合せ後すぐにメールが届き、クラビへ到着する飛行機の便や到着時間、移動日の確認やチケット代など詳細にやり取りができたので安心できました。

日本語でやり取りができるので、個人旅行でも安心です。

 

クラビ→ピピ島 フェリー料金と注意点

クラビからピピ島・ピピ島からクラビへのフェリー料金は、船会社や使う港によって料金がかわります。

クラビには、クラビタウンにある「KlongGilad Pier」とアオナンビーチ近くにある「Nopparathara Pier」の2つ港があります。クラビのどこに滞在するかによって近い港が変わるので注意しましょう。

私たちの場合、往路は空港に近いクラビタウンの「KlongGilad Pier」から出発、復路はアオナンビーチに近い「Nopparathara Pier」に到着しました。

 

フェリー料金詳細

【最安】クラビタウン⇄ピピ島往復:700THB(=約2,450円)/人

クラビタウン→ピピ島片道:350THB(=約1,225円)/人

ピピ島→アオナンビーチ片道:450THB(=約1,575円)/人

旅行会社で手配すると、クラビタウン・ピピ島間は片道350THB、アオナンビーチ・ピピ島間は片道450THBになります。

参考までに桟橋でチケットを購入すると、クラビタウン・ピピ島間は片道450THB、アオナンビーチ・ピピ島間は片道450THBです。アオナン行きは当日購入でも料金は変わりません。

最新のフェリー料金はクラビさくらツアーさんのHPをご確認ください。

https://krabisakuratour.com/エキスプレスボート/

 

クラビ→ピピ島 フェリー時刻表

クラビさくらツアーさんのサイトから時刻表をお借りしました。以下ご参照ください。

【クラビタウン→ピピ島】

上記の時刻表は「クラビタウン(KlongGilad Pier)発ピピ島行き」の時刻表です。備考はフェリー会社の名前になります。

クラビタウンに宿泊している人は、ホテルから桟橋までの無料送迎があります。

※桟橋内が広く、フェリーを待つ待合いスペースからフェリー乗り場まで距離が離れています。前後の時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

 

【アオナン→ピピ島】

上記の時刻表は「アオナンビーチ(Nopparathara Pier)発ピピ島行き」の時刻表です。同じく備考はフェリー会社の名前になります。料金は片道分です。

 

【ピピ島→クラビタウン&アオナン】

上記は「ピピ島(Tonsai Pier)発クラビ行き」の時刻表です。クラビタウンとアオナンビーチ行きがあります。アオナンエリア着であれば、ホテルへの無料送迎が付いていますが、クラビタウン着の場合はありません。

 

クラビからピピ島へ出発

実際にクラビからピピ島への移動レポートをお伝えします。

クラビ空港からフェリー乗り場へ

私たちはバンコクから国内線でクラビ空港へ到着し、そこからタクシーでフェリー乗り場へ移動しました。

「クラビさくらツアー」さんで手配したタクシー料金は500THB(=約1,750円)、タイのソンクラン休暇中だったので通常より100THB高い設定です。空港で名前プレートを持ったドライバーさんが待っておりスムーズに乗車。

ここでドライバーさんからフェリーチケットを受け取り、支払いをします。支払いは現金になるのでタイバーツを準備しておきましょう。

空港からクラビタウンのフェリー乗り場・桟橋までは30分ほどのドライブで到着しました。桟橋の場所です。

【KlongGilad Pier】

 

中の待合いスペースは広く、ベンチがたくさんあります。

正面にフェリー会社のチケットカンターがあり、ここでチケットを購入することも可能です。ただし、正規料金なので旅行代理店よりも高くなります。

フェリーの時間が近づくとアナウンスが入り埠頭まで移動します。

待合いスペースから埠頭までは距離が離れており、5分程歩きました。

埠頭からの景色です。

 

フェリーへ乗船

フェリーに乗る時、大きな荷物がある場合は入口で預けます。他の人の荷物と一緒に山積みにされるので、貴重品は身につけておくように注意しましょう。

船内は冷房が効いていますが、それほど寒くなく快適な移動となりました。

東南アジアを旅すると乗り物内が異様に寒いことがあるので、寒がりな人はストールなどを用意しておくと便利です。

クラビからピピ島の移動は1時間半程と書いてありますが、実際には約2時間でピピ島へ到着しました。

【Ao Tonsai Pier】

 

ピピ島へ到着

ピピ島のトンサイ港へ到着したら、乗船時に預けた荷物を受け取りましょう。

島に入ると全員一律で島の清掃費用20THBを支払います。

**まめ知識**

ピピ島には、「ピピ・ドーン島」と「ピピ・レー島」の2つがあります。クラビやプーケットからのフェリーが到着する大きな島がピピ・ドーン島で、宿泊施設やレストランもあり観光地化されています。

ピピ・レー島はディカプリオの映画「ザ・ビーチ」のロケ地として有名になった島です。こちらは小さな無人島で、ホテルなどはありません。手つかずの自然が残り、シュノーケリングツアーが人気です。

桟橋にはタクシーボートやホテルの勧誘、アイランドホッピングツアーの勧誘などたくさんの人がいます。

ここから歩いてホテルへ行ける人は歩いて向かいます。ホテルの場所によってはボートでなければ行けないところもあるので、必要に応じてボートに乗ります。

 

ピピ島・ロングビーチへ移動

私たちはピピ島のロングビーチのホテルを予約していたため、ここからロングテールボートでロングビーチへ移動しました。

ロングビーチへのボートの料金は1人100THB(2人〜)、1人で乗る場合は200THBです。ホテルによってはロングビーチまで送迎が付いている場合もあるので、事前に確認しましょう。

 

ピピ島からクラビ(アオナンビーチ)へ

帰りはピピ島からクラビのアオナンビーチへ向かうフェリーに乗りました。

ピピ島のフェリー乗り場は到着した場所と同じ「トンサイ港」です。桟橋は小さくコンパクトなサイズ。

この小さな港からクラビタウンやプーケット、アオナンビーチなどそれぞれ行き先の違うフェリーが出ているので、乗るフェリーを間違えないように気をつけましょう。

事前にチケットを購入している場合、チケットバウチャーを桟橋にいる係員に見せれば正しい乗り場を教えてくれます。

ピピ島からの移動も約2時間でした。

【Nopparat Thara Pier】

 

アオナンへ到着〜ホテルへ

アオナン行きのフェリーは、ノッパラッタ港へ到着後アオナンエリアのホテルまで送迎が付いています。

桟橋のフェリー会社のカウンターで目印のシールを貼ってくれるので、フェリーを降りてからも外さないようにしましょう。このシールがあればホテルまで送ってくれます。

 

まとめ

クラビからピピ島へフェリーで移動する方法についてご紹介しました。

予約、料金、時刻表、実際の乗船レポートをまとめたので、今後クラビからピピ島へ行こうと考えている方の参考になれば幸いです。

ピピ島のホテル、シュノーケルツアーや美味しいレストラン情報は次の記事でまとめてお伝えします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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