ハノイグルメ

コーヒー農家を応援する1杯「Oriberry Coffee」

こんにちは。ナツコです。

ハノイに4店舗を構えるカフェ「Oriberry」の一つが、タイ湖沿いのXuan Dieu通りにあります。

お店に入るとコーヒーの良い香りが広がり、レジ横のマフィンやケーキに目を奪われます。

この記事では、「Oriberry Coffee」についてご紹介します。

Oriberry coffee

ハノイ市内に複数店舗あるチェーン店のカフェです。

ベトナムコーヒーではなく、普通のブレンド(ベトナムではアメリカンと呼ぶ)コーヒーをいただくことができます。

Oriberryのコーヒーは美味しく店内も飾らず居心地が良いので、一人で本を読んだりPC作業をするのにピッタリです。

コーヒーは1杯3万ドン(約150円)〜、写真はLサイズで4万ドン(約200円)です。

ベトナム産コーヒー豆でいれる自家製コーヒーは美味しく、お願いするとミルクも持ってきてくれます!(ベトナムのカフェではなぜかミルクをお願いしてももらえないことが多い・・)

店内の1階にはバッチャン焼きの陶器が販売されています。

トンボや植物の伝統的な柄がレトロでとっても可愛い!

レジ横にはコーヒー豆も販売されているので、自宅でOriberryのコーヒーが飲めるのも嬉しいですね。

1階席、2階席ともにタイ湖を臨む窓側のカウンター席が用意されています。

大きな窓から臨むタイ湖は本当にきれいで、窓辺から入る光でとっても明るい!

店内は落ち着いていてとても静かで、PC作業をしている人が多くいました。

2階にはバルコニー席、3階にはルーフトップ席があり、タイ湖を一望できるようテーブルが用意されています。

最近は気温40℃にものぼるハノイ。。屋外の席はかなり暑いですが夕方や早朝はとっても気持ち良いだろうなと思いました。

 

ORIBERRYのバックストーリー

このお店に来るまで知りませんでしたが、とても素敵なお店なのでHPを調べてみると、ORIBERRYは「ソーシャルエンタープライズ=社会的企業」であることが分かりました。

*ソーシャルエンタープライズとは、社会問題の解決を目的に収益事業を行う事業体のことです。(By Wikipedia)

Oriberryの話

ORIBERRYはベトナム国内のコーヒー/お茶の農家と直接契約して原料を仕入れる「Direct Trade」という方式を採用しています。

生産者が中間業者によって不当に搾取されることで貧困に陥ることを防ぐためです。

ORIBERRYが直接仕入れて店舗で販売することで、生産者がきちんと収入を得られるだけでなく、お店側も生産者の顔が見えることで確かな品質を担保できます。

世界第二位のコーヒー輸出国でありながら、ベトナムコーヒーは安くクオリティが低い。

ORIBERRYはコーヒー農家がより良いコーヒー豆を生産できるよう、訓練や教育も行っているようです。

ベトナムは著しい経済発展を続けていますが、山岳地帯に暮らす少数民族はまだまだ貧困に苦しんでいるのが現状。

そしてコーヒー農家を営む少数民族も貧しい生活をしている、ORIBERRYは主に複数の少数民族の農家と一緒に活動しているようです。

まとめ

ORIBERRYのコーヒーがベトナムの人々の生活向上に繋がる!

美味しいコーヒーが飲めるだけでなく、その1杯が社会貢献に繋がることを知りまたこのお店に行きたいと思いました。

生産者と直接取引するDirect Tradeという仕組みは、Fair Trade以上に信頼性が高いように感じます。

ぜひあなたも、タイ湖を臨むORIBERRYカフェで美味しいコーヒーを!

[ORIBERRY]

住所 21 Xuan Dieu, Tay ho, Hanoi
営業時間 7:00~23:00
電話 +84-979982417

HP Official HP
表記 英語・ベトナム語
対応 英語・ベトナム語

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