こんにちは。ナツコです。
この記事では、夜行列車を使ってハノイからサパへ行く方法をご紹介します。
電車で行く場合、まず「ラオカイ駅」まで行くのが一般的です。
バスで行く場合は、ハノイからサパまでの直通バスが出ているので、ラオカイを経由する必要はありません。
サパまで直通で行けるバスの方が安くて簡単ですが、せっかくなら夜行列車に乗ってみたい!という方におすすめの移動手段です。
夜行列車チケットの予約方法
電車のチケットは以下「Vietnam Railway」サイトからインターネットで予約&クレジットカード決済、事前に席指定もできます。

サイトは越語/英語が選択できるので、観光客でも問題なく予約できます。旅行会社を通すよりも安いのでおすすめです。
Eチケットを印刷&当日忘れないように持参してくださいね。
そして夜行列車はハノイB駅から出発。
出発地点 ハノイB駅

ラオカイ行きの夜行列車はハノイB駅から出発します。
ハノイ駅にはA駅とB駅があるので、間違えないように気をつけてくださいね!

こちらが乗る電車です。フランス統治時代からある車両のようで、フランス国旗のカラーが可愛い!かなり趣ある電車でテンションも上がります。

出発まで時間があったので線路に出てみました。
電車は13両ある長い電車です。
出発時間の30分前までには到着し、自分の車両と席を確認した方が良さそうです。
寝台列車車内

列車内です。細い通路の脇に、2段ベッドが向かい合わせになった4名用のコンパートメントがあります。

ベッドにはシーツと枕とブランケットが用意してあります。広くはありませんが、そこそこ清潔感もあって寝るには十分です。
そして電車は予定通りに出発。買っておいたビールとお菓子で遠足気分です。
寝台列車での悲劇と教訓
快適な列車旅になると思っていましたが、夜悲劇が起きました。
その名も「極寒の夜行列車で凍えそうになる」事件。
出発したころから少し寒いなと思っていたので、冷房を弱めてもらうように車掌さんにお願いしてみました。
英語とつたないベトナム語で伝えることはできたのですが、どうやら冷房の調整はできないらしい。。
弱まるどころか最強でついているのではないかと思う冷房音と寒さ。。
あまりの寒さに身体中冷えきって、ほとんど眠ることができませんでした。。
早くラオカイに着いてくれと祈ること数時間・・・
凍えるような寒さに震え、辛い列車旅となりました。
これから夜行列車でラオカイへ向かう方には、ブランケットか温かい羽織ものを持っていくことを強くおすすめします。
到着地点 ラオカイ駅
ようやく朝になり、ラオカイ駅へ到着です。

極寒の寝台列車から降りられることが嬉しくて、外に出たときは本当にほっとしました。
出発まではルンルンだった夜行列車の旅。冷房が効いた車内で凍えそうになり、もうこの列車に乗ることはないだろうと思いました。

サパへの出発口となるラオカイ駅は観光客でいっぱいです。想像よりしっかりとした大きな駅でした。
駅前には旅行会社の大型バンやタクシーが沢山停まっています。ここから皆サパへ移動したり、ツアーに参加したりするようですね。
まとめ
夜行列車でハノイからラオカイまで、個人手配でも全く問題なく移動することができました。
オンラインでチケットを購入できて便利なので、旅行会社を通して手配するのと迷われている方は参考にしてみてください。
趣のある夜行列車の旅、凍えそうになる事件はありましたが一度は経験できて良かったと思います。
おまけ:ラオカイからバックハーへ
ラオカイで夜行列車降車後、「バックハーサンデーマーケット」へ行きました。

ラオカイ駅からまっすぐ進んだ所にラオカイのバスターミナルがあります。
ここからバックハーへ行く乗り合いバスに乗ることができます。
バックハーマーケットの詳細についてはこちらの記事で書いているので参考にしてみてくださいね。
https://viet-world.com/bac-ha-sunday-market-1732.html