こんにちは。ナツコです。
ベトナムの特産品に、水牛の角を使って作られたアクセサリーやカトラリーがあります。
この記事では、ハノイで体験できるバッファローホーンアクセサリー作りについてご紹介します。
水牛の角アクセサリーとは
名前の通り、水牛の角で作られるアクセサリーです。バッファローホーンとも呼ばれます。
天然の角から作られているので、一つ一つ色味や柄が異なります。ベトナムのお土産屋さんでもよく見かけますね。
今回体験にあたりお邪魔した工房は少し動物の匂いがして、改めて生き物の一部で作られていることを感じました。
体験工房について
アクセサリー作りを体験したのは「AP Handicraft Co.Ltd」さんです。
こちらの工房では、バッファローホーンのアクセサリーだけでなく、漆塗りの漆器や木製のクラフト製品も作られています。
工房兼店舗になっており、ここで作られたものが隣のお店で販売されています。
ちなみに、このお店の商品がハノイのお土産屋さん並ぶため、卸売価格で購入できる穴場スポットです!
詳細は、以下お店のホームページをご覧ください☆
http://www.atelierpascale.net/
MAP:工房の場所はこちら
体験の方法
今回私は真澄会のイベントで体験に参加しました。
真澄会については以下HPをご参照ください☆
https://www.masumikai.com/about-us
なお個人で体験することもできるようなので、気になる方は直接工房に問い合わせてみてください。
コンタクト情報(HPより)

バッファローホーンアクセサリー作り体験レポート!
アクセサリー作り体験について、写真と一緒にご紹介します。

こちらの工房の横にある屋外スペースで体験してきました。ベトナムならでは、みんな風呂椅子に座って作業しています。

事前に好きなデザインを伝え、その形にレーザーカットされたものを各自手作業で研磨していきます。
レーザーカットでかなり緻密なサイズ、形を再現できていて驚きました。

この写真はレーザーカットされた直後のもの。
見た通りかなり荒い削り後があるので、これを機械と手作業で研磨していきます。

このローラーに当てて表面を削ることでかなり磨きがかかります。
この作業は危険なので工房の職人さんがやってくれました。


続いて実際に自分たちでやすりを使って削ります!
機械で削っただけでもかなり磨かれているように見えますが、細かいところは手作業で研磨することでより磨きがかかるようです。
どのくらい研磨すればOKなのかは工房の方がチェックしてくれます。

ある程度研磨できたら最後の仕上げです。
白い磨き粉をつけて研磨機にかけることで、表面がつるつるになります。

磨いた後の様子です!表面がつるつるになっている様子が分かります。
これで完成です☆

ピアスにする場合、ピアス用の金具をその場でつけてくれます。
天然の水牛の角は一つ一つ色や模様が異なるので、それぞれ個性があって味があります。
ステキ!!

同じ水牛でも上の丸いピアスとこちらのハートではかなり色が異なります。
これほどまで細かいデザインもレーザーカットできるってすごい!

こちらのデザインと色もとっても素敵!!

色付けをさせてもらったものは、天日干しで乾燥させます。工房にあった木にくくりつけて乾燥している姿がなんとも可愛い。笑
色づけしたものは、完全に乾燥してから最終工程の磨きをかけます。
私たちは色付けした時点で一旦終了です。仕上げは後日工房の方がしてくださり、1週間後くらいに完成品をもらえます。
工房の隣のショップ



こちらの工房は奥にショップスペースもあるので購入することができます。もちろんお土産屋さんで買うよりお値打ち!そして職人さんたちが手作業で作っているものなので、プレゼントにも喜ばれそうですね。
ちなみに、バッファローホーンのアクセサリーはネットで購入するとブランド品でなくとも良いお値段です。
まとめ
ベトナム特産のバッファローホーンのアクセサリー、オリジナルデザインを自分で磨くという貴重な体験で、愛着の湧く一品ができました。
お土産屋さんで何気なく見ていたこれらの品々が、一つ一つ職人の手によって作られていることを知り、製品の素晴らしさを改めて感じました。
ベトナムならではのバッファローホーンアクセサリー作り、ぜひ体験してみてくださいね。
**ベトナム旅行にはこれが便利**