こんにちは。ナツコです。
バンコクで妊娠が判明した妊娠8週目頃から、なんだか身体の調子がおかしいなと思うようになりました。
この記事では、バンコクでつわりに苦しんだ妊娠初期の生活を振り返ります。
今つわりに苦しんでいる方の力になれたら幸いです。
バンコク生活でつわりは辛い
これってつわり、、?と気づき始めたのは6月の後半ころです。
バンコクで一番暑い暑期は過ぎていたものの、毎日30度を超える暑さ。この暑さの中でつわりの苦しさはさらに辛さを増します。
街のにおいが気になる
私が特にきつかったのは「街のにおい」です。
バンコクの道路には、お肉やソーセージを串焼きする屋台、揚げ物を揚げる屋台、においの強いタイ料理を売る屋台・・・
排水溝からにおう下水のにおい、車の排気ガス、歩きタバコ、雨のにおい・・・
それまでまったく気にならなかったあらゆる街のにおいが気持ち悪くなりました。
初めて東南アジアを旅行したときに感じた、あのごちゃまぜのにおいが一気に押し寄せてくる感じです。
部屋の窓を開けて洗濯物を干すのもいやになるほど、外のにおいにやられました。
常に鼻で息をしないように気をつけて生活する日々。外に出るのもおっくうになるほどにおいに敏感になりました。
満員電車がきつい
バンコクのBTSはいつ何時でも満員です。朝のラッシュ時でなくとも混んでいます。
つわりで人ごみや圧迫された空間にいることが辛くなり、電車にも乗っていられなくなりました。
日本で働いていたら毎日通勤電車で苦しんでいただろうと思うと、今働いていない自分はとても楽をしているしありがたいと感じました。
普通に働きながらつわりを乗り越えている人を本気で尊敬します。。
吐きつわり
私の場合、食べ物の好みは多少変わったものの食事はできました。
ただし、消化に異常に時間がかかるのか食べたあとの胃もたれがひどかったのです。
吐き気をもよおすことはあまりありませんでしたが、食べたあとの気持ち悪さを考えると食欲も減りました。
あまり何も食べたくない、と感じるようになったのです。
そんな中でも食べられたのは、スイカやパパイヤ、キウイなどのフルーツ、ヨーグルト、そしてあっさりした食事です。
ごはんにふりかけもよく食べていました。
だめになったものは、ニンニクやごま油のにおい、お肉や脂っこいもの全般、ファストフードにパスタなど。
たぶんこれらは消化に時間がかかるからだと思います。
食べられるものが減り、食欲が減ったことで体重も3kgほど落ちましたが、幸い食べられるものを食べて乗り越えることができました。
異常に疲れる・眠い
妊娠初期は身体が異常にだるく疲れやすくなりました。特に朝の身体の重さとだるさがひどくて、起きれないことも多々。
眠気がひどいので昼間もたくさん寝てしまうと、逆に夜は眠れなくなったり。。生活の質が低下していると感じました。
カフェでブログを書くのが楽しみだったのですが、つわりに苦しむようになってからそのやる気も無くなってしまい、引きこもりがちに。
このままでは体力が落ちる、、ダメ人間になる、、と分かっていても思うように身体が動かず精神的にも辛い時期でした。
早く終わってくれと心から願っていました。
つわり期間 肌荒れで落ち込む
身体がきついだけでなく、この期間がかなり肌が荒れました。
ニキビが増えてしまい、頑張って保湿するもののなかなか治りません。
肌が荒れると気分も落ち込みがちになり、いろいろとマイナスに考えてしまうようになるのです。
ホルモンバランスが崩れることで肌が荒れるのも妊娠初期あるあるのようですが、これもつわりと合わせて辛かったことの一つです。
つわりの苦しみを紛らわすには
私の場合、ずっと家にいるとつわりの辛さが悪化するように感じました。
週に2回のヨガだけはだるくても行こう!と決心していたので、その日だけはなんとか自分を奮い立たせて出かけていました。

すると、ヨガをしている時だけはあまり辛くないのです。気が紛れるからでしょうか。
家を出るまではやっぱりやめようかなと何度も思うのですが、実際に行くと行って良かったと心から思います。
もちろん本当にきつい時は家で休んでいましたが、行けそうな時は頑張っていくようにしていました。
妊娠初期は運動を控えたほうが良いというのが一般的に言われることですが、私の場合長年続けているヨガを継続することで少し楽になれました。
ヨガに限らず、つわりのことを忘れて集中できる何かがあると気が紛れて良いのかもしれません。
辛いつわり いつか終わりは来る!
つわりに苦しんでいた日々、これがいったいいつまで続くのだろうと本気で嫌になりました。途方に暮れました。
しかしつわりが終わった今思うと、「いつか終わりは来るから頑張って乗り越えて!」と過去の自分を励ましたくなります。
私の場合、妊娠4ヶ月が終わりにさしかかる頃にはかなり楽になりました。
まず、食事後の胃もたれが改善されて食べたあとも気持ち悪くなりません。
それだけで少し食事が楽しくなります。美味しくごはんが食べられるってなんて幸せなんだろうと気づきます。
さらに、身体の疲れやすさがとれてきました。だるさが無いだけで、よし出かけよう!という気力も湧いてきます。
街のにおいもだんだんと気にならなくなってきます。「あれ?外のにおい大丈夫かも!」気づいたらそんな風になっていて驚きました。
つわりの症状や期間には個人差があるので本当に十人十色ですが、長くても人生のうちのたった10ヶ月!!そう思って乗り越えるしかないのだと思いました。
でも、、実際またこれが待っていることが分かりながら妊娠するのは嫌だなと思うくらいつわりが辛かったのも事実です。
まとめ
バンコクで妊娠が判明し2ヶ月ほど苦しんだつわり期間。
今苦しんでいるあなたにも、自分だけではないと思ってもらえたら嬉しいです。
そしてつわりもいつか終わりは来る!そう思って乗り越えてもらえる力になれたらと思い記事を書きました。
もちろん私よりも辛い症状の方はたくさんいらっしゃると思うので、決して無理せず、辛い時は日本に帰る、入院するなど最善の対策を講じてくださいね。
自分の身体と心に耳を傾けて、自分の身体を大切にすることがお腹の赤ちゃんにとっても一番だと思います。
無理せずがんばりすぎず、自分を甘やかして辛いつわり期間乗り越えてください。